この記事にたどり着いた人はこんな疑問があるのではないでしょうか。
・訪問看護に資格は必要なの??
結論からいうと
「看護師資格以外に特別な資格は要らないが、あるとなお良い資格はある。」
です。
まとめてみました。
訪問看護とは
まず訪問看護とは、事業所から利用者さんの居宅に出向いて看護を提供するサービスの事です。
師の指示のもと、医療行為を行うことが可能となっています。
職種
訪問看護ステーションで働いている職種一覧は下記です。
・正看護師
・准看護師
・助産師保険師
・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士
・事務員
資格
・看護師資格
・療法士資格
特に特別な資格はなく、看護師の資格やリハビリであれば理学療法士等の資格があれば問題ありません。
訪問看護でおこなうサービス内容は病院で実施するものとほとんど変わりありません。
より実際の生活を考慮して必要なケアを提供します。
あとは訪問は車でおこなうステーションが多いので運転免許証を必要としている場合が多いです。
訪問看護の算定に関係する資格
追加で必須の資格はありませんが、あるとなお良い資格があるのでご紹介します。
認定看護師
特定の分野において高い技術と知識を有していると認定された資格です。
19分野の中、訪問看護では「在宅ケア」や「皮膚・排泄ケア」が特に活きます。
実務研修は5年でそのうち3年は実務経験が必要です(認定看護分野)
その後、認定看護師教育機関で入学し必要なカリキュラムを履修します。終了後、審査に合格すればOKです。
(例)
・緩和ケア認定看護師
・皮膚排泄ケア認定看護師
専門看護師
患者や家族が抱える問題について総合的に判断し、専門性を発揮しながら解決まで相談や調整をおこなう看護師です。
13分野に分かれていて看護系の大学院で必要な単位を取得します。
必要な実務期間は5年で、そのうち3年は専門看護分野での経験が必要です。
認定審査で合格すると専門看護師認定証が交付されます。
5年ごとに更新が必要です。
特定看護師
医師が作成した手順書により特定の行為をおこなうことができる看護師です。
特定の研修を受講する必要があります。
資格ではなく、国が定めた特定行為に関わる看護師の研修制度を終了した人のことを指します。
診療行為を医師の判断を待たずに行うことが可能で同行訪問を依頼されることも多いです。
知識を活用できる資格
その他に知識を訪問看護に活用できる資格があるので一覧でご紹介します。
・ケアマネージャー
・認知症ケア専門士
・終末期ケア専門士
訪問看護は介護サービスの一つでもあるので、ケアマネージャーと密に関わります。ケアマネージャーの仕事を知っていることでかなり仕事面で有利です。
認知症、終末期の利用者さんも多いので認知症ケア専門士や終末期ケア専門士も役に立ちます。
まとめ
訪問看護に追加で必要な資格はありませんが、基本的にひとりで訪問するので状況に合わせて判断する必要があります。そのため十分な知識と技術が必要です。
ただ訪問先でなにかあっても電話などですぐ相談ができるのでご安心ください。