この記事にたどりついた人はこんなことを考えているのではないでしょうか。
・間違いない転職の手順が知りたい
・ハローワークなど選択肢多いけど結局なにが最善なの?
こんな悩みを解決できる記事を書いてみました。
実際に私が転職するときに使っている手順なので自信をもってお伝え出来ます。
前半で手順を説明し、後半で転職成功のポイントをお伝えいたします。
【結論】
この手順で間違いありません。
①転職準備(転職サイトはココを選ぶ)
②情報収集
③求人に応募
④面接を受け内定をもらう
⑤退職の手続き
こちらは私が実際に転職した際に使用しており、無駄のない手順であることを実感しておりますので自信をもってオススメできます。
では早速まいりましょう。
①転職準備
<辞めたい原因を調べる>
まずは辞めたい理由を明確にします。
ここをしっかり明確にすることで転職後の「こんなハズじゃなかった」を大幅に減らすことができます。
・給料が低い
・この病棟ではやりたかった業務ができない(希望の科ではなかった)
・人間関係が悪い
・残業が多すぎる
こんな感じでポンポン挙げてみましょう。
<転職が最善か考える>
辞めたい原因を明らかにしたら一回だけでも転職することが最善か考えてみましょう。
例えば辞めたい理由が「本当は違う科で働きたかった」とすると、もしかしたら転職しなくても希望を出せば今いる病院で異動をさせてくれるかもしれません。
「夜勤がキツイ」としてもシフトを日勤だけに調整してくれるかもしれません。
<転職サイトに登録する>
結論、転職サイトへの登録は必須です。
転職サイトは無料でこんなに色々やってくれます。
特に自身では見つけることの難しい求人情報や口コミ、面接対策をしてくれるのはかなり強いです。
なぜこんなに手厚いのに無料なのかと不安になるかもしれませんが、求人サイトは求人依頼をしている会社からお金をもらっているので大丈夫です安心してください。笑
ポイントとして求人サイトは3社に登録しましょう。
求人サイトごとにあつかっている求人案件数が違うので1社だと少ないです。
逆に5社以上などだと連絡等がしんどいので3社くらいにしておきましょう。
私が毎回使用しているのはこの3社です。
・マイナビ
・レバウェル(看護のお仕事)
・【ナースではたらこ】
こちらに登録しておけばまず間違いないです。
特にマイナビは丁寧で実力のあるエージェントが多い印象なのでメインで使うことをオススメします。
③なりたい自分を考える
①自己分析
ここで「自己分析」をしていきます。
どんな職場が自分にとって合っているのかを考えることで、再度転職しなくてはいけなくなったりせず楽しく仕事ができます。
自己分析というと「難しそう」と構えてしまうかたも多いですがまずは身近なひとや友人で目標とする働き方をしている人を探してみましょう。
その後、自分の希望を箇条書きにし、優先順位をつけてみましょう。
例としてはざっくりこんな感じで大丈夫です。
※ここで大切なのは『全ての条件を満たす職場はまずない』ということです。そのためにも優先順位ははっきりとさせておくことがおすすめです。
②情報収集
次のステップは情報収集です。
情報収集の方法はこちらです。
・転職エージェントに聞く
→実際にそこで働いていた人の体験談、職場の雰囲気などネットにはない多くの情報がもらえます。
・病院や施設のホームページをみる
→基本的な情報はホームページで手に入ります。無料で手間もかからないので積極的に活用していきましょう。また、面接時も経営理念などについては聞かれるので予習をしておきましょう。
・友人や知り合いの看護師に聞く
→可能性は少ないですが、知り合いに狙っている職場を体験している人がいるとかなり有利です。一番は実際に経験しているので嘘のない生の情報が手に入ります。また、転職の希望条件を伝えることで、本当に自分の希望と一致しているか教えてくれます。
・病院見学やインターン
病院見学やインターンは思っているよりも多くの情報が手に入ります。
時間は短くても、実際の雰囲気を感じることができるので、可能であれば積極的に参加することをオススメします。
私も直近2回の転職は見学をし、見学が決め手で職場を選んでます。
見学では特に下記を意識しましょう。
・看護師の表情、様子
・年齢層
・医療器具の充実度、衛生管理
③求人に応募
それではいよいよ求人へ応募します。
基本的にはエージェントが何個か見つけてくれるのでそこから選べば問題ないです。しかし、自分でも転職サイトや友人口コミで色々さがしてみましょう。
自身で応募することも可能です。
※エージェントの紹介にない案件を見つけたときは、エージェントを通さずに自己応募しましょう。自己応募だと病院はエージェントに紹介料を払わなくて済むので若干受かりやすくなるかもです。
応募先の情報収集は以下のポイントに注意しましょう。
求人票やホームページにない情報はどんどんエージェントに聞いていきましょう。
・履歴書・職務経歴書の作成
求人先が見つかったら履歴書・職務経歴書の作成です。
これまでの勤務先でのスキル・経験値を漏れなく書きましょう。転職回数や在籍期間はどれだけ会社で長く働いてくれるかを見られています。
また、志望動機では本気度と意欲が伝わるようにします。「私を採用すると会社にこんなにメリットがあるんだよ」が伝わると採用率がグッとあがります。
※看護師の就職活動は受かりやすいのは事実ですが、落ちるときは落ちます。実際に私が今働いている訪問看護の会社はけっこう不採用多いです。
④面接を受け、内定をもらう
面接
特に面接官が聞いてくるのはこちらです。
・この病院を選んだ理由(本気度と意欲をみる)
・入職後にどのような看護をしたいか(意欲を確認しつつ、業務内容との一致性を確認)
・これまでの業務経歴(スキルや経験)
・退職理由
・転職回数の多さ(長く働いてくれるかの確認)
ポイントは不満などのネガティブな転職理由はポジティブな言葉に変換することです。
また、自分自身も転職先の病院をチェックする場でもありますので、気になることは質問していきましょう。
内定
内定をもらったらとにかく承諾・お断りを早めに伝える必要があります。
内定を辞退する場合は理由を詳しく説明しすぎる必要はありません。
内定を受ける場合は内定通知書の内容を確認します。内容に食い違いがあれば採用条件の交渉をしましょう(エージェントがやってくれます)
→その後採用条件提示書の発行を依頼します。(給与、各種手当、勤務時間、夜勤、オンコール、残業時間など入職後に変えられたくない条件を明記してもらう)
ここでの大まかな流れは下記です。
【転職先】内定後の返答
【現職場】退職の意思を伝える
【現職場】退職する日を調整する
【転職先】退職日と入職できる時期を伝える
【現職場】退職届の提出
【現職場】仕事の引継ぎ
退職
⑤退職の手続きをする
退職届を提出
退職届を提出します。
ワンポイントとして「採用条件提示書」を転職先からもらってから退職届を出しましょう。稀に先に退職をすることで、採用の条件交渉が不利になる場合があります。
また、退職の期間は最低でも2ヵ月ほどみておくとシフトも作成されておらずスムーズに進みやすいです。
就業規則にも退職の期間については書いてありますので必ずチェックするようにしましょう。
転職に失敗しないポイント
上記以外にも転職で失敗しないポイントがいくつかあるのでご紹介します。
・退職の意思は直属の上司に口頭で伝える
退職は他のスタッフよりもまず最初に師長に伝えましょう。仲の良い他スタッフに言いたい気持ちは分かりますが、師長へ本人ではなく他の人から最初に情報が入ってしまうと大変印象が悪く円満退職が遠のいてしまいます。
また、廊下で話たりせず必ず個室で時間をとってもらい話しましょう。
・相性の良い転職サイトにサポートしてもらう
転職サイトによって紹介の仕方や案件の数、エージェントの雰囲気が違います。3つほどのサイトに登録し、自分に合った転職サイトを多めに使いましょう。
3つともお世話になった場合、1つで転職が決まると残り2つの転職サイトはタダ働きみたいになりますが、そういうもので向こうも慣れているので全く問題ありません。
・退職してから転職活動をしない
まずは転職活動がうまくいかなかった場合収入が減るので、基本的には内定をもらってから退職をするのがおすすめです。
また、すでに退職をしている場合、稀に足元をみられ就職条件(給与の交渉など)が不利になる可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した転職の手順は、実際に私が転職に成功した手順を更に洗練したものとなっているので、是非活用していただければと思います!
転職が成功し、充実した看護ライフになることを祈っております(^^